元アナウンサーのパリ暮らし、「わたし色のパリ」 中村江里子

元フジテレビアナウンサーで、
フランス人実業家と結婚をし、
現在パリ在住の中村江里子さんの本、
中村江里子のわたし色のパリ」を読みました。



一言で言うと、わかりやすくとても読みやすい本でした。

よく知られている事ですが、フランスやアメリカなど、
欧米ではベビーシッターが子供の面倒を見てくれて、
水周りなどを時々家政婦さんにお願いをして掃除してもらうそうです。
(それほど高くなく)

そういう家庭を支える便利なシステムが出来上がっているからこそ、
専業主婦の割合も少ないし、出生率も高いそうです。

確かに、今の旦那さんの「家事嫌い!」の姿を思いつつ、
家政婦もなくベビーシッターもなく、
日本の家庭で、子供育てるの大変だろうなと読んでて思いましたし、
世の中の仕事しながら子育てしてるお母さんは凄いな、
と改めて関心してしまいました。


日本ももっと世の中のお母さん達を楽にしてあげるシステムを用意し、
利用促進をしていくべきではと感じます。
全体の意識をもっと改革した方が良い様に感じます(^^)


フランス人はとにかく議論が大好きだそうです。
嫁姑であろうと、自分の意見を隠さずぶつける。
自分の意見や考えをきちんと伝える事が「誠実」であると考える人々。

自分の考えを持った人、哲学がある人が尊敬される国。
フランス人男性は、年を重ねてきた40代、50代の女性をとても魅力的だと見るそうです。

仕事の募集も、「28歳以下」とか「32歳ぐらいまで」とか、そういう規制ないそうですよ。

日本社会では仕事でも何でも若くて可愛い子が好まれる感じがしてます。

これは、私たちが議論を好まない性格だという事も関係している様に思えます。


若くてフレッシュで元気なのがいい、
物覚えが速くて吸収力があるからいい、というケースももちろんあるだろうけど、
(もしかしてそれは建前かもしれないけれど)
口うるさくなった生意気な女性なんて嫌だ!
女はにっこり笑ってちょっと可愛気がある方がいい、
って思ってる男性が多いからの年齢制限かな?


考えてみたら、22歳の新卒より32歳の女性の方が、
経験に基づく知識や、出来る仕事量は違いますから。


そういえば、江里子さんは本の中で旦那さんと自分のお財布は別で、
割り勘主義だとおっしゃってました。


うちも、割り勘主義・・・
宵越しの金をもたない旦那と同じレベルで遊ぶと大切に貯めてきた貯金がどんどん減ります。
それはちょっと・・・(T-T)




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